Rohan au Louvre
(荒木飛呂彦・フランス語版・¥3,500)
以前レポートした「岸辺露伴、ルーブルへ行く」のフランス語版が入荷してまいりました!
ルーブル美術館が、ルーブルにまつわる漫画をフランス国内外の漫画家5人に製作を依頼して、我らが荒木飛呂彦が日本代表として作品を描いています。それが「岸辺露伴」がルーブルに「世界一、邪悪な絵」を探しにいくという内容です。作者自身、ルーブルからの招待で現地のロケハンも行っており、そのディティールは本物だと言えますが、それ以上にその取材が2008年秋に行われていたということには驚かされます。さらに、ルーブルの膨大な所蔵作品には余り目もくれず、ルーブルの地下だけを取材したというあたりも、荒木飛呂彦独自の目線だといえます。
現在、ウルトラジャンプで3号連続でこの作品の日本語版を連載していますが、残念ながらカラーでもないし、単行本化の予定もないという状況です。いずれ単行本にはなるでしょうが、そのときにはファンにとっては大事件の日になるのではないでしょうか。
ユーロマンガ VOL4には、今回作品のインタヴューが載っていたり、ルーブルコラボ企画の残りの4作品の紹介も載っています。