ドラゴンボール
全42巻
(鳥山明・集英社・410円)
ちなみに新版の表紙はこれ⇒⇒⇒⇒⇒
ちょっと前の話になるんですけど、ドラゴンボールのアニメ化に合わせてカバーを新装させて発売したんです。私はこりゃ前バージョンはレアになるわ、てなスケベ心で新装版に切り替わる前に旧装丁版を発注していたのですが、そんなに売れず、忘却の彼方、忘却の銀河の彼方に葬り去っていました。そりゃそうでしょうね。新版と旧版は内容はもちろん一緒だし、カバーデザインもスタイリッシュ(もう死語?)に変わっただけだし、そんな見た目の変更点があるわけではないのです。しかも、値段ももちろん、い、一緒????・・・・・・違うわ、値段違うわ。新版のほうが10円値上がりしてるわ。全42巻買ったら、420円も値段が違ってくる。コミック1冊分じゃんか。
う~ん、こりゃ微妙だわ。レア心とそんなのどうでもよい心のせめぎあい、つばぜり合い、がっぷり四つ。発売から20年以上経っても、まったく色褪せない「D.B」ワールド。今の子供たちに是非読んでほしいけど、もうあのカバーで読めないのかと思うと、ほんのチョビット、ほんのちょびっつ残念な気もします。そんな旧版全巻セットを手に取りながら、「インディージョーンズ」のエンディングで聖櫃(アーク)を倉庫にしまうシーンと重ねながら、ストックにしまう11月の昼下がりでした。いつか、いつか日の目を見ることを祈りつつ。