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アメ村マンガ研究所

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カウントダウン開始(岳)

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(17)

(石塚真一・小学館・560円)



<あらすじ>
山岳冒険漫画『岳』、単行本2冊連続発売!

山岳救助ボランティア・島崎三歩は、救助活動中に起こった仲間の事故をきっかけに、北アルプスを離れ、ヒマラヤへと旅立った。
ネパールで、旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊と出会った三歩は、彼らと共にヒマラヤ街道を進む。登山隊にはかつて北アルプスで遭難し、三歩に救助された日本人・小田草介も参加していた。
ローチェ単独登攀を目指す三歩は、街道の岐路でエベレスト登山隊と別れ、自らの冒険へ向かう。一方、オスカー隊長が率いる登山隊は、いよいよ世界最高峰への険しい道を進み始まるが……!!(説明文より)

2ヶ月連続刊行ということは、来月の18巻で完結ということになります。終わってしまうのは残念ですが、この17,18巻の怒涛の展開は、漫画史に残る緊迫した2冊になると思います。連載誌で読んでいた私は、この三歩がヒマラヤに旅立った時から、「覚悟」ができていましたが、それ以上に凄まじきものが溢れていました。こんなマンガもう会えないかも、クライマックスに入ってからの毎話、涙が止まりませんでした。是非、この漫画史に残る事件を目撃して欲しいです。
by manga_do | 2012-07-31 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

「本番」が・・(海獣の子供)

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海獣の子供

⑤(完結)

(五十嵐大介・小学館・750円)



<あらすじ>
「本番」が、始まる。生命の宴が、始まる。

洞窟の奥で、「空」とも思える影と邂逅を果たした琉花。その後現れた「海」は、琉花が飲み込んだ「隕石」を自ら引き受け、琉花を海上へと導く。そこで始まったのは――「本番」。ジムやアングラードが、海や空が、全ての生き物が、地球と宇宙が待ち望んだ、「本番」。その圧倒的な光景を、琉花はひとり目撃する……。
漫画家のみならず各回著名人がこぞって激賞、漫画家協会賞やメディア芸術祭など数々の栄誉にも輝いた、五十嵐大介初長編連載にして最長連載作品、ついに完結! (説明文より)

同時発売として、初の画集「海獣とタマシイ」(小学館・3,990円)も出ています。

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待望の五十嵐大介初画集、2冊組で登場!!

その圧倒的画力から、ファンはもちろんクリエイターから絶大な支持を受ける五十嵐大介。初長編作品『海獣の子供』完結を記念して、超待望の画集が満を持して刊行!!デビュー作『はなしっぱなし』から最新作『SARU』『海獣の子供』まで、約20年間に描きためた美麗イラストを大量収録。さらに描き下ろし&単行本未収録漫画に加え、松本大洋・羽海野チカ・荒川弘・伊坂幸太郎(小説家)・石川直樹(写真家/作家)・茂木健一郎(脳科学者)・中沢新一(思想家/人類学者)との対談、アイデアノートやネームなど創作の秘密に迫る記事も超充実!一般的な「イラスト集」とは一線を画した、魂をゆさぶる究極の2冊組!

出版リクエストが常に多かった、五十嵐大介氏の画集がとうとう発売です!しかも氏の絵の魅力を体感できる“画集”と、漫画や記事でその世界の真髄に迫る“読み物”の2冊組。1冊目の“画集”では、漫画作品のカラーはもちろん、他小説のために描かれた挿画や商業誌未掲載のものまで、雑誌サイズB5判で美麗イラストをたっぷり収録。2冊目の“読み物”では、描き下ろしカラー漫画+単行本未収録作品の漫画計7本、単行本時モノクロ収録となってしまったカラーページや、他表現者との硬軟入り混じった対談、アイデアスケッチなどファン垂涎の貴重記事が満載です。他の追随を許さぬ圧倒的世界を、ご堪能ください。
by manga_do | 2012-07-30 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

日曜マンガ博物館(20)雪の峠・剣の舞

日曜マンガ博物館
第20回


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雪の峠・剣の舞

(岩明均・講談社・714円・(漫画文庫版・662円))


「寄生獣」「ヒストリエ」の岩明均が描く、日本の戦国時代を主眼とした2話を収録した短篇集です。

<雪の峠>
天下分け目の関ヶ原の合戦に「西軍」につくこととなり、その後敗軍となって、本拠地常陸(現在の茨城県)を追われ遠く出羽(現在の秋田県)に配置替えとなった佐竹氏は、源氏の直系で関東の雄であったプライドによって、新しい生活に主君、家臣共々戸惑いと不慣れを感じていた。そんな太平の世が訪れる時代にあって、家臣たちの日頃の憂さ晴らしは、もうすでにその時代でも伝説となっていた「上杉謙信」の逸話を語らう場だった。


<剣の舞>
家に乱入してきた兵に乱暴され、家族を殺された娘・ハルナは復讐を遂げるべく、当代きっての剣豪上泉信綱の門を叩き、その弟子疋田景兼に弟子入りする。その剣の才を見込まれて上達をしていくが、その後、道場にも戦雲が立ち込める。


こんなリアリティにあふれて、人間ドラマを表現している歴史ものも少ないのではないでしょうか。わずか1巻で終わってしまわずに、この先もじっくり見てみたい。それはすごく感じます。

この作者・岩明均の緻密な戦国描写のキレイさは、そのリアリティもそうですが、そこに歴史の史実をメインに置きながら、人物がそう勝手に発言、行動しているかの錯覚をおこす効果があります。特に、城や区外図等の図説はバンバン入ってきているし何といっても漫画家の説明の域を超えています。まるで建築家が引いたみたいになっています。

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現在、岩明均は古代ギリシャを描いた「ヒストリエ」を執筆中。そこでも、「ときは移り、場所は変わらねど、人の営みに何ら変わることがない」といったものを十分に具現化した作品になっています。歴史好きも納得できるし、そうでなくても人間ドラマ、人間の残酷性、刹那感をよく表しています。この本が11年前に発行されたというのを聞いて、面白い本の不変をも感じます


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by manga_do | 2012-07-29 00:00 | 日曜マンガ博物館 | Comments(0)

劇場版7/28公開(NARUTO)

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NARUTO
ナルト


(61)

(週刊少年ジャンプ連載中)
(岸本斉史・集英社・420円)



<あらすじ>
圧倒的な力で五影さえも寄せ付けないうちはマダラ。ついに綱手は医療忍者の掟を破る行動に出るが!? そして穢土転生を止めるべくカブトと対峙するイタチとサスケ。戦局を左右する、運命の共闘が今、始まる…!!(説明文より)

7/28から劇場版「ROAD TO NINJA~NARUTO THE MOVIE」が公開されます。今回は作者の岸本斉史が、原作、企画、ストーリー、キャラクターデザインしており、かなりの気合の入れようです。最近、作者がガッチリ参画するというケースが増えましたが、極上のエンターテインメントを目指す上でとても大事なことではないでしょうか。
by manga_do | 2012-07-28 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

追悼、メビウス(ユーロマンガ)

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ユーロマンガ

7号

(飛鳥新社・1,890円)




『ユーロマンガ』が戻ってきます。! !
この第7号では今年3月10日に惜しくもこの世を去ったBDの巨匠メビウスに捧げる特集を組むことになりました。彼に対する追悼の意を表するために、宮崎駿さんがコメントを寄せてくださり、大友克洋さん、浦沢直樹さん、荒木飛呂彦さん、りんたろうさん、寺田克也さん、藤原カムイさん、内藤泰弘さん、小池桂一さん、小林治さん、村田蓮爾さんがインタビューに答えてくださっています。メビウスの偉大さを確認することができるすばらしいインタビューになっています。ご期待ください。

その卓越した絵なくしてメビウスを語ることはできません。『ユーロマンガ』7号では、アレハンドロ・ホドロフスキーが脚本を務めた『猫の目』(Les Yeux du chat)を完全収録してお届けします。未邦訳のメビウス作品をご堪能ください。
さらに、2つの新連載が始まります。1つめはヤン原作、ロマン・ユゴー作画の『エーデルワイスのパイロット』。『ル・グラン・デューク』(イカロス出版)の作者二人が第一次世界大戦の空軍戦に初めて挑戦しています。

2つめはアルチュール・ド・パンスの『ゾンビレニアム』。『ユーロマンガ』の第4号で「かわいい罪」をご紹介した作者が再びお目見えです。ゾンビレニアムとは作中に登場するテーマパークの名前で、そこで働いているのは本物のゾンビや狼男、骸骨たち… おもしろおそろしい、独創的な作品です。

今回ご紹介するロマン・ユゴーとアルチュール・ド・パンスは成長著しい若手作家です。現在活躍中のBD作家の仕事にぜひご注目ください。

スイス人作画家エンリコ・マリーニとベルギー人原作者ジャン・デュフォーが描く『ラパス』は最終巻に突入です。吸血鬼一族の血で血を洗う抗争はどこに向かうのでしょうか? 請うご期待です!

再開に当たって、デザインも一新しました。新生『ユーロマンガ』をお見逃しなく!(説明文より)


1年ぶりに再開した「ユーロマンガ」は先日亡くなったメビウスの追悼特集です。

それにしてもすごいメンツですね。これだけのメンツが1冊の本になっているのは、しかも、雑誌でなんて貴重です。それだけの影響を多くの人に与えたということだと思います。

悼むというより、しっかりと根ざした作品の系譜を見ていくのもこれから楽しみになってくるのでしょうね。
by manga_do | 2012-07-27 00:00 | バンドデシネの深み | Comments(0)

東村よ、これは自伝なのか?(かくかくしかじか)

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かくかくしかじか



(Cocohana連載中)
(東村アキコ・集英社・780円)



<あらすじ>
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!
これまで決して描かれなかった、東村アキコの半生がいよいよベールを脱ぐ…!少女まんが家を目指していたあの頃を、強烈なキャラとエピソードで描き出す、笑えて泣けるコミックエッセイ、いよいよ始動!(説明文より)

「ママはテンパリスト」連載終了後に、コミックエッセイを描けと編集部より「指令」が飛ぶ。もうテンパリストで「出し尽くした」感があるだけに、ネタがないと嘆く彼女の脳裏に、郷里宮崎で美大生を目指して、絵画教室に通っていた時代のことが思い出される。

かなり冒頭からノスタルジーな内容なのかと思いきや、彼女のすごく短いながらも、それまでの自分とは違った自分にぶち当たろうとしている「絵画教室」時代が、彼女独自の視点(私生活自体が彼女の作品そのものなのでは?)で描かれていて、彼女の師匠ともいえる日高先生の濃厚キャラとも相まって、忘れられない印象を出している。

巻の後半に進むにつれてどんどん展開していく。そして、もう、終わりか、終わらんとって、と念ずるうちに、続くの文字。ああ、続いてくれるんや。感謝の1巻了です。

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by manga_do | 2012-07-26 00:00 | 1巻目にしてオモシロイ | Comments(0)

戦国甲子園決勝戦(へうげもの)

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へうげもの

(15)

(モーニング連載中)
(山田芳裕・講談社・570円)



<あらすじ>
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。

戦国甲子園決勝戦。雨天を飛び交う、弾丸、春画、白き潮。我らが織部も数奇なる世のため、浪漫飛行。嗚呼栄冠は、東軍に輝いた。敗北の将・三成が末期で見せた乾坤一擲。織部のハートをストラックアウト。そして近づく徳川時代。果たして「笑福の世」の実現は成るか!? 激乙山田的関ヶ原、「痰の毒」なる柿カラーが目印に候。(説明文より)
by manga_do | 2012-07-25 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

manga open大賞受賞作(sunny sunny ann!)

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Sunny Sunny Ann!

(第29回manga open大賞受賞作)
(山本美希・講談社・650円)



<あらすじ>
持ち物は一台の車と自由だけ。彼女の名前はアン。太陽のように力強く輝く。
山本美希、鮮烈のデビュー作。

旅人、娼婦、家出少女、新婚夫婦、未亡人……。すべての人生は一本の道でつながっている。
青空の下を駆け抜けるロードコミック!(説明文より)

ストーリーが面白い。自由を謳歌するための車、車を走らせるためのお金、お金を得るために犠牲にする
自由。アンという女性から感じること、漫画の主人公から挿入される感情が多い漫画です。

作風、画風、漫画家のスタンスということを抜きにしても、こういう漫画ができてくる、読んでいられるマンガに感謝ですね。

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by manga_do | 2012-07-24 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

熱狂の最高点へ(GIANT KILLING)

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GIANT KILLING

(24)

(モーニング連載中)
(ツジトモ ・綱本 将也・講談社・580円)



<あらすじ>
2対2の同点で迎えた強豪・川崎との終盤戦!
スポンサーの観戦下、達海の宣言した通り、ゲームは熱狂の最高点へ!
かつて弱小だった彼らは牙を研ぎ続けてきたのだ……この時のために!!

●監督会見に“しゃべらない”パッカ、闖入!?
●じーさんサポーター、熟練の気を放つ!
●ETU猛攻の前に立ちはだかる“No.1守護神”!
●『フットボールダイジェスト』巻頭特集 “達海が巻き起こすETU旋風!”
●藤澤と有里、冷静と情熱の女子会、勃発!(説明文より)
by manga_do | 2012-07-23 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)

日曜マンガ博物館(19)あのマンガのキャラは若かった!?

日曜マンガ博物館
第19回



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あのマンガのキャラは若かった!?

先週の「身長」に引き続いて、マンガのキャラの「設定」を比較してみます。今回は「年齢」です。

「あの人とあの人が同じ年齢?」「意外と若いなあのキャラ。」「え、人間?」細かく挙げていきます。

最初に「28歳」を取り上げてみます。ナゼ28歳かと言えば、この28歳が一番ゴチャゴチャだからです。順不同でいきますね。南波日々人、ドズル・ザビ、大豪院邪鬼、則巻千兵衛、ブラックジャック、緋村剣心、そして、マスオさん。この7人が同じ年齢とは・・。ドズルとマスオさんの28歳はにわかに信じがたいが、28という年齢に何か特別な意味があるのか?勘ぐってしまいますね。20代で一番しっかりした年齢という意味ではしっくりくる年齢ではありますね。

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この2人同じ年。しかも、28歳!
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次は青春の登竜門年齢「16歳」。16歳と聞いて青春真っ盛り、大人の階段などを思い浮かべる人は多いでしょうが、こんな人たちも16歳でした。

魔鈴さん、ララア・スン、東方仗助、桜木花道、流川楓、涼宮ハルヒ、金田。

これも濃い16歳ですね。聖闘士聖矢の魔鈴さんが16歳と言われてもという感じですが・・。

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さらに行きますよ。次は100歳を超えている人(?)たちです。

DIO(117歳)、ゾロリ(124歳)、Dr.くれは(139歳)、郭海皇(刃牙・146歳)、聖☆おにいさんのイエス(2011歳)。

特に刃牙に出てくる郭海皇はとてつもなく強かったのですが、最後は戦いの最中に「老衰」で死んでしまったのです。だから、享年でもあります。

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いかがでしたでしょうか?キャラの年齢がいかに、お話とは関係なく設定だけであるかということがよくわかりましたね。でも、年齢を知って、その作品を見れば面白さが多少なりとも増幅できますね。

最後に、一番の年齢不詳を紹介しますね。マスオさんの同僚「アナゴさん」です。

御年27歳です。
マジで?
by manga_do | 2012-07-22 00:00 | 日曜マンガ博物館 | Comments(0)