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アメ村マンガ研究所

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葛藤が気持ちいいんです。

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ナナとカオル
⑤(以下続刊・ヤングアニマル連載中)
(甘詰留太・白泉社・550円)


<あらすじ>
桜溝高校2年生の千草奈々には、誰にも言えない秘密の「息抜き」がある。生徒会の副会長、陸上部に所属していてスポーツ万能、学年でもいつも成績は上位、そしてスタイル抜群の美女。こんな非の打ち所のないナナにある悩みが生まれる。彼氏もおらず、趣味もなし・・。しかも、最近成績が落ち気味。なにをどうしてよいかもわからないときに、担任に優等生が故の頑張り過ぎを指摘され、「息抜き」を薦められる。一方、もう一人の主人公、杉村薫は彼女もいない童貞君。趣味はSM妄想。同じ高校に通う、幼馴染で、しかも隣の部屋に住んでいる「ナナ」に恋心を抱いていても、素直になれず悪態をつくばかり。そんなある日、秘蔵のボンデージ衣装を母親に見つかってしまい、母親が懲らしめの意味も込めて、隠すつもりで隣の「ナナ」に預かってもらうことに。「鍵」付きの「衣装」を興味本位で着てしまったナナは、不意に掛かってしまった「鍵」を外してもらうために、「カオル」の家のドアをノックする。鍵つきのボンテージを着たまま・・。二人の秘密の「息抜き」が始まる。


あらすじ長すぎますね。しかも、力説。この漫画はエッチな漫画の部類です。だけど、読み進めるうちに、性描写が普通(普通って何やねんて感じですが)のエッチな漫画と違って直接的でなく、目で見る漫画でなく、脳で感じる漫画だと思います。「SM」を題材にしているということもあるかもしれませんが、「ナナ」と「カオル」のお互い踏み込めず、素直になれずにいながら、お互いを認めつつ信頼している様が見て取れます。むしろ、漫画の中の表現、セリフ、力点が二人のお互いを信じる愛というところに重点を置かれているのは、漫画を「見る」から「読む」へのいい興味の持たせ方と読む進めるほどに出てくるスピード感が漫画にしておくのがもったいないと思わせてくれます。今回5巻目の発売で、来年3月に6巻が出るのですが、同時発売でアニメDVD付き限定版も出るそうで、しかも、実写映画の企画も進行中だそうです。

うん、確かにそうなりますわね。
by manga_do | 2010-11-03 21:01 | マンガ紹介 | Comments(0)