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アメ村マンガ研究所

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「神」こそ人間臭し

c0203277_1413914.jpgボクの手塚治虫せんせい
(古谷三敏・双葉社・1050円)


「BARレモン・ハート」「ダメおやじ」の古谷三敏は、60年代に数年間手塚治虫のアシスタントをしていて、そのアシスタント時代のことを漫画にしたのが本作です。
ほのぼのとした古谷三敏の絵柄とは裏腹に、なんとも人間臭い、というか言いようによっては、神経質な「人間」手塚治虫が描かれています。手塚治虫の世界観、漫画哲学などというものは描かれておらず、その場にしかいないものしか知りえない、細かくて、暖かくて、漫画に一本気な手塚治虫がそこにはいます。
ちなみに、古谷三敏はその後12年間も赤塚不二夫のアイデアスタッフとして、赤塚作品を支えていくことになるのです。
二人の「神」の元で仕事をするというのはどういうものなのでしょうかね。案外、しょっちゅう喧嘩していたりしてね。まあ、それこそが貴重な体験だったりするんですけどね。
by manga_do | 2010-07-04 14:37 | マンガ紹介 | Comments(0)