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アメ村マンガ研究所

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玉山に、小宮山喜和子に、(Wet Moon)

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Wet Moon



(コミックビーム連載中)
(カネコアツシ・エンターブレイン・777円)



<あらすじ>
狂おしいまでに小宮山喜和子に追い求める若手刑事・佐田。謎の死を遂げたベテラン刑事・小松が彼に託した“時限装置”のありかとは……!? そして謎に包まれた情報屋・玉山と、ついに対面の時を迎える……。 海外でも高い評価を得る鬼才がその才能の全てを賭けて放つ、不純なる愛の逃避行サスペンス、待望の第2巻!(説明文より)

1巻目より2巻目です。1巻目から、いや、結局どこが始まりで、どこが先なのか分からずの状態で、より深い謎がいつどこからとも現れるかわからない真実の狭間がより濃くでた2巻目になっています。

謎イコールミステリーということになりがちですが、この作品はなぜこうもザッピングし、なぜこうも「事実」が重いのか、全て含めてサスペンスと言って良い作品です。1巻目に抱いた、2巻目のあらすじの「感じ」がこうもいともたやすく覆されてしまう2巻であるなら、もっと心の準備をしておけば良かった。でも、1巻をもう一度読み返した時に、結局のところ2巻がさらけ出した部分は1巻目にさらけ出したことの延長線上にあるのです。

雑な表現かもしれませんが、
とにかく面白い
登場人物が増える楽しみ、謎が深まる楽しみ、何かに近づいているのではという楽しみ、全部ひっくるめてもこの作品が持つ「もどかしさ」にはかなわないような気がします。

確実にカネコアツシの撒いた「五色米」通りに歩いている自分にある種の陶酔すら感じます。
by manga_do | 2012-11-22 23:01 | マンガ紹介 | Comments(0)
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