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アメ村マンガ研究所

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ほら、やっぱり来た、山崎童々が!(BET.)

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BET.



(フィールヤング連載中)
(山崎童々・祥伝社・980円)



<あらすじ>
一軒家に男3人で暮らすスナオは26歳の売れない漫画家。原稿の依頼は、連載の枠に穴が出来た時の代理原稿ばかり。そんな時にアシスタントとして一緒に仕事をする「梨田かの」と出会う。上手すぎる画力はスナオを凌駕する。そんな彼女が男3人の住む一軒家に同居人として住むことになった。その一軒家は「女人禁制」。しかも、スナオには付き合っている彼女がいて・・ああ、大変。でも、それ以上に彼女「梨田かの」には不思議な点が多過ぎる。若い女性なのに、その場で家賃を即金で払ったり、高いインテリアを自分の部屋に持ち込んだり。スナオの漫画家としてはどうなの?ところで彼女は誰なの~?

私はいつもこの山崎童々が描く、いわゆる「シュッ」としたキャラクターが好きです。そんなキャラ達が、コメディだったり、自分の愛を求めたりする表情が無性にたまりません。早く連載作品でないかな~と思っていた時のこの「BET.」。待ちかねた作品です。

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お話はスナオのダメっぷりと梨田かのの不思議っぷりとシャッキとさが終始際立っていて、この間の後半に動きがあるんですが、2巻以降に膨らんでいきそうな「潜在」が最後まで感じられました。
そうこなくっちゃ!
お互いがお互いの「自分」に自信が持てなかったり、「自分」と「他人」とを結びつける探していたりと作品自体が色々な人の処方箋になっているような気がしました。「フィーヤン」はやはり自己投影っしょ!

他の「シュッ」とした山崎作品も読みますかね。
by manga_do | 2012-08-10 00:00 | 1巻目にしてオモシロイ | Comments(0)
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