岳
(17)
(石塚真一・小学館・560円)
<あらすじ>
山岳冒険漫画『岳』、単行本2冊連続発売!
山岳救助ボランティア・島崎三歩は、救助活動中に起こった仲間の事故をきっかけに、北アルプスを離れ、ヒマラヤへと旅立った。
ネパールで、旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊と出会った三歩は、彼らと共にヒマラヤ街道を進む。登山隊にはかつて北アルプスで遭難し、三歩に救助された日本人・小田草介も参加していた。
ローチェ単独登攀を目指す三歩は、街道の岐路でエベレスト登山隊と別れ、自らの冒険へ向かう。一方、オスカー隊長が率いる登山隊は、いよいよ世界最高峰への険しい道を進み始まるが……!!(説明文より)
2ヶ月連続刊行ということは、来月の18巻で完結ということになります。終わってしまうのは残念ですが、この17,18巻の怒涛の展開は、漫画史に残る緊迫した2冊になると思います。連載誌で読んでいた私は、この三歩がヒマラヤに旅立った時から、「覚悟」ができていましたが、それ以上に凄まじきものが溢れていました。こんなマンガもう会えないかも、クライマックスに入ってからの毎話、涙が止まりませんでした。是非、この漫画史に残る事件を目撃して欲しいです。