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アメ村マンガ研究所

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日曜マンガ博物館(17)山岡士郎に学ぶ

日曜マンガ博物館
第17回


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山岡士郎に学ぶ


ご存知、「美味しんぼ」の主役、山岡士郎。

普段は東西新聞社のグータラ、お荷物記者なのに、こと料理となると膨大な知識や料理の腕前を披露する。美食倶楽部の主宰・海原雄山とは実の親子関係にありながら、母の死をきっかけに絶縁状態になる。東西新聞のグルメ企画「究極のメニュー」を同僚であり、後の伴侶となる栗田ゆう子と二人で作っていくのだが、そこに「至高のメニュー」を掲げる海原雄山が立ちはだかる。

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この親子の「究極vs至高」の戦いは本当に長く続きます。お互い持てる料理の知識と腕を駆使して。

山岡士郎はグータラ新聞記者ということで、一見不利なようですが、どっかのビルの屋上に住んでいて、そこは本格的な厨房を備えています。そう、彼は常に料理と向き合う生活を送っていたのです。

それを端的に表す例として、彼の「顔の広さ」が挙げられます。誰かが「○○が嫌い、食べたことない、美味しいの?」と言えば、「ちょっと来い」と手を引っ張り、飛行機に乗せてどこか遠くの生産農家や養鶏農家などに連れて行く。そのとき必ず先方に言われるのが

「あら、山岡さん」「山岡はん」「し~ろ~さん」等である。

北海道であろうが、沖縄であろうがである。どんだけ顔広いねん。ビックリしてしまうが、いずれも顔見知り程度でなく、懇意にしているというレベルである。挙句に食材を分けてもらっていたりするから、こりゃまたすごい。

海原雄山を追い詰めるときに、この人脈と行動力が結構決め手になっている。ここから導き出される教訓は
「どこにいっても『あら、山岡さん』と言われる存在になれ」ということではないでしょうか。

決して何回も通ったりすることが懇意になることではなく、1回あっただけでも、次回あった時に懇意になっている存在感と熱意ではないでしょうか。普段、居眠りしてギャンブルにはまっている彼がそれができるのは中々理解に苦しむところではありますが。最後に、結婚して双子の子供が出来て、その双子をあやしている「祖父・海原雄山」で締めくくりましょうかね。それにしてもこんな顔してたんや・・。

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by manga_do | 2012-07-08 00:00 | 日曜マンガ博物館 | Comments(0)
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