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アメ村マンガ研究所

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日曜マンガ博物館(13)サッカー以外の高橋陽一

日曜マンガ博物館
第13回



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サッカー以外の高橋陽一



「キャプテン翼」の面白さ、すごさは今さら語ることでもないです。何といっても世界中で愛されていて、そのキャラ達は世界共通語になっています。

そんなサッカー一筋のの高橋陽一も長い漫画家生活の中で、サッカー漫画以外を描いていたというのはあまり知られていません。「キャプテン翼以外描いてたっけ?」正確にはキャプテン翼を描いていない時期に描いていたのです。

キャプテン翼が一大ブームとなって、その人気に陰りが出始めた80年代後半、中学生編が終わり翼君がブラジルに留学してまず第一期が終了します。当時はここで全てのケリがついたと思ったので、その後すぐに連載が始まった新連載「翔の伝説」(種目テニス)はその違和感からか、1年連載持たずに、全3巻で終わってしまいました。

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絵は明らかに翼君ですね。

次に描いたのは野球漫画、「エース!」でした。これは結構ファンだという方も多い作品ではないでしょうか。ストーリーはよくある転校生が弱いチームを強くする(キャプテン翼も)という展開ですが、とてつもないアクロバティックなプレーなどのオンパレードでなく、野球漫画として十分楽しめる作品になっています。でも、後半はやはりそうきたかという超人プレーが出始めました。全9巻で終了。

次はボクシング「CHIBI」。中学生にしては小さすぎる主人公はいじめられっ子なのですが、ボクシングと出会い自分のダメさを克服し、そのハンディとなる身長をも武器にしていくというお話です。この作品は、今までのキャプテン翼臭が一切なく、キャラの感じも今までとは違いう新境地に達している感じでした。

1巻で終わる短編というのもありました。「100mジャンパー」これはスキージャンプのお話で、今のように技術も装備も進んでいない時代に、100mを飛ぶことができる高校生を描いたお話です。

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以上のように、サッカー以外も描いている。本当にスポーツが好きなんですね、この方。現在「エース!」しか発行されていない「サッカー以外」です。今も描いてくれたらいいのになと思うのは酷でしょうか?なんせ、これだけサッカー熱が盛り上がっているわけですから。

実は前述の「CHIBI」、連載の時にも感じたのですが、変な終わり方をしています。明らかに、かつ強引に終わった感じがします。その理由も高橋陽一らしいものでした。連載が終わったのが1993年。そう、Jリーグが開幕した年です。ボクシング描いている暇ないわってなったのでしょうかね。それが証拠に、すぐにキャプテン翼の続編が始まっています。

この人らしいや。

キャプテン翼を徹底解剖するのはまたの機会ということで。

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by manga_do | 2012-06-10 00:00 | 日曜マンガ博物館 | Comments(0)
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