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アメ村マンガ研究所

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秀吉時代到来(センゴク天正記)

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センゴク天正記

(14)

(ヤングマガジン連載中)
(宮下英樹・講談社・580円)



<あらすじ>
“人を動かす天才”羽柴秀吉の真価を証明する、鉄壁の築城包囲戦!!
鳥取城渇え殺し……その凄惨なる結末とは!?

合戦(いくさ)の形はすでに変わりました
石田佐吉三成 史上最も才頴(さいえい)にして最も果敢なる男
羽柴秀吉の軍勢二万が、因幡鳥取城を包囲した――。一方、孤立した鳥取城中を束ねるは、毛利家随一の名将・吉川経家。互いの顔が見えるほどの至近距離に対陣した名将同士が、かつてない“補給合戦”に挑む!!(説明文より)

豊臣秀吉は足軽の子供から天下人まで登りつめた、日本の歴史上稀有な御仁であるというのは広く知られたいますが、そのサクセスストーリーにどんな秘密や秘訣、本質が隠されているのか?それの断片というか、片鱗の覗かせる巻となっています。

「鳥取城渇え殺し」

彼の名前を広く天下に知らしめた戦いです。彼はあくまでも現場の責任者であり、監督者でもあります。実際彼が考えて実行したのではない、とひねくれた人は言うかもしれませんが、ここで大事なのは「責任者であり監督者である」ということです。戦国の時代は今の現代以上に自己責任ということがあたり前だった時代で、軍備費や人材発掘など全て自前で揃えなくてはいけませんでした。そのくせ、失敗すると死が待っていたりと、進むも退くもできぬことも多くありました。そこに自前の軍団を大きく育てて、大規模な作戦をも自前でできる経済力、手足のように動かせる部下、時代を読む目を持った秀吉が存在していたのでした。

この巻を読んでみて、この時すでに天下人としての定まりがあったのでは?そう感じてしまいます。

歴史を読み直す、再発見、新発見、そこから得られる自分の新しい形などなど、この本の伝えるべくポイントはまさに我々が今まで知っている戦国から真のセンゴクへの架け橋になっているのではないでしょうか。
by manga_do | 2012-05-08 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)
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