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アメ村マンガ研究所

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王子様は嘘つき少女がお好き(オオカミ少女と黒王子)

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オオカミ少女と黒王子

①②

(別冊マーガレット連載中)
(八田鮎子・集英社・420円)



<あらすじ>
女の子の世界はとかく「見栄の世界」。彼氏いない歴16年のエリカは、学校で彼氏がいると嘘をついていた。その嘘を本当に見せるため、嘘がバレないために街で見つけたイケメンを隠し撮り。クラスメイトにはこれが彼氏と吹聴してた。が、そのイケメンは同じ学校の佐田くんだった・・。学校でも噂のイケメンの彼女ということもあって、学校中の話題になる。たまらず佐田くんに事情を話すが、彼の一言にエリカは凍りつく。「三回まわってワンって言ってみろ」「えっ!」そう彼は腹黒王子だったのです。佐田くんの「犬」になることを命じられるエリカ。こりゃ、どうなるの?

現在2巻まで発売されている本作。オオカミ少女と腹黒王子の奇妙な関係は、それこそ奇妙な展開を見せています。「嘘」から始まった関係なのに、結構長い間行動を共にしていたり、自他ともに認める恋人同士なのではと感じます。そして佐田くんの「黒」もエリカの「嘘」もいい具合に混ざり合ってるのかなと思いきや、佐田くんの黒王子っぷりが発揮したりと。変な表現かもしれませんが、お互いの持ち味を生かしたイイ二人になっているんではないでしょうか。と、ここまで書いていて、かなりドキドキのヤキモチしながら読んでいます。「オイオイくっついたり離れたり」「というか元々くっついているわけでもなく、かといっていつも一緒にいるじゃん」って読み手のヤキモキが激しいです。

「ドS」「見栄」「時々優しさのかけら」「一緒にいる時間」「会話」「冷たい」「安心」。このキーワードはたまりませんね。マンガは現実と非なると言いますが、「非」ではなく、「デフォルメ」なのではと思う時があります。全くの空想でもなく、かと言って今そこにある現実でもない。そういう要素、そういう話を聞くこともあるね、といった感じなのではないでしょうか?本当に楽しみな作品です。

ハリウッド映画は、スポンサーを口説くために最初の5分間で面白さを出すのが原則だということを聞いたことがあります。究極の傍観者であるスポンサーが、最初の5分で「面白い」と判断しなければ売れないということです。スポンサーは最初の5分しか見ないということなのかもしれませんが・・。このマンガは1話目に言いたいこと、描きたいことが全て詰まっています。1話目だけを読むということでなく、2話目読んでみたい~と思わせる魔法が詰まっています。ですから、テンポが早く、コマの情報量が多いです。最近のマンガは巻数が多くなったり、種類や作品が多いだけに、そこで「主張」するためにも、1巻目から、1話目からマックスボルテージにいかなくてはいけませんね。そう言う意味でもこの作品は大成功ですね。登場人物が増えたりしたら、「君に届け」級になるかも、いやなって欲しいです。

そんなことよりも佐田くん、モテる腹黒を教えていただけませんかね?



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by manga_do | 2012-02-27 00:00 | 1巻目にしてオモシロイ | Comments(0)
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