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アメ村マンガ研究所

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毛利について語ろう(センゴク天正記)

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センゴク天正記
(13)
(ヤングジャンプ連載中)
(宮下英樹・講談社・580円)



<あらすじ>
戦国コミックの決定版!!
毛利家は如何にして西国の覇者となったのか……!?
中国攻略編[毛利草創の章][鳥取の渇(かつ)え殺しの章]開帳!!

我には合議を凌駕する才がある
毛利陸奥守元就 史上最難の策謀を成し、最も信厚き男
下剋上による競争が激化し揺れる織田家中……生き残りを懸ける羽柴秀吉の次なる使命は、山陰山陽の覇者・毛利家との全面戦争……!! 毛利元就による遠大なる国造りとそれを受けついだ次世代の飛躍により、西国を統べる巨大国家の実体とは!?(説明文より)

漫画で歴史を習った、憶えたという方は多いと思います。私もその端くれで、それがあったからここまで大きくなりましたと言えます。学習漫画、歴史漫画がなぜ入ってきやすいのか?それは、「わかりやすい」に他なりません。わかりやすく、大系的に描かれていて、歴史という今の観念で理解しがたいことを、今の言葉で、ヴィジュアル的に描くことによって、その時の感覚みたいなものを表現しているのだと思います。

ですが、そこに描かれている「歴史」は本当に当時の息吹や人々の生きた証を表現しているのかといえば、あまりにも大きく描きすぎて、いわば短絡的になってしまっている時があります。昔の人は現代人みたいに、科学的、医学的な知識もない「劣った人々」といった印象を受けてしまいます。日本の隅々まで連絡を届けようと思った時に1ヶ月かかるという表現があれば、「今なら携帯ですぐやもんな」といった具合です。

当時の、そこにあった本当の細かな事実。記録が人々の生に満ちた、時にはあまりにも残酷的な人間の記録があるということにはあまり触れられていませんし、知る機会もないです。それを今まで簡単に、わかりやすく表現してきた媒体、マンガで詳しく表現、当時の人々の生きた証を示そうというのが、この「センゴク」の大きな特徴です。

マンガはここまできたのか。漫画で歴史を知る新たなきっかけです。


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by manga_do | 2012-02-06 00:00 | マンガ紹介 | Comments(0)
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