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アメ村マンガ研究所

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グフが好き、ドムも好き(グフ&ドムBOOK)

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MS-07/09
グフ&ドムBOOK
モビルスーツ大全集④


(グレートメカニック編・双葉社・1,470円)


ガンダム世界の考証の精細さ、幅の広さに定評のある「グレートメカニック」のモビルスーツ大全集の第4弾が本書です。

これまでも、第1回目が「ジム」(モビルスーツの傾倒具合が半端ではない人からの絶賛を受けた作品)、その後、「水陸両用モビルスーツ」「ザク」と来て、今回の「グフ&ドム」となりました。何ですか!この4作品は!!ガンダムなのに、ガンダムが入っていない、モビルスーツ世界なのに、花形モビルスーツが入っていない。でも、冷静になって深く深く考えてみたら、この4つのモビルスーツの、架空ではあるが、本当に宇宙世紀のガンダム世界があったと仮定したら、このラインナップのモビルスーツが与えたインパクトは絶大だったのかもしれません。ガンダムは確かにすごいですが、戦線に与えた影響は「ジム」のほうが数倍も上だったわけで、その後の戦況を大きく左右したものだったのです。

今回の「グフ&ドム」。130ページにもわたって、グフとドムだけを語り尽くす、調べなおす、全てのページでこの2体だけで彩っている。こんな熱い本はないでしょう。どんなにガンダム世界に詳しい人でも、グフやドムに詳しい人でも、かならず膝を叩いてうなずいてしまうことや新たな「発見」が出てくる本に仕上がっています。

ガンダムはザクだけで全編と通そうと思っていた、というのは結構いろいろなところで聞く話です。実際の戦場は生産性を考えて、主力兵器を多く作っていって生産コストを下げるというのが常道で、ガンダム世界のように多くの兵器が乱立しているというのはあり得ない世界なのです。でも、ここで出てくるのが「設定」。ザクの地上用を突き詰め、ザクの改良ではない地上戦用のモビルスーツの必要性が高まった。という一文を加えることによって、グフが必然に変わっていきます。グフの兵装では火力不足、地上であるからこその移動性も高めることが急務、という一文がこれまた「設定」に加われば、ドム、スゲ~になるのであります。

私もグフが初登場したときの衝撃は今でも忘れません。ガンダムの優位性がアニメ上で子供ながらに分かるようになったときに、ある種の倦怠感みたいな、ヒーローロボットもののような「火縄のにおい」がしたのですが、「グフ&ラル大尉」の組み合わせは「連邦ピンチ」「ホワイトベースピンチ」と正直思ったものです。そして、ラルはこううそぶく。

「ザクとは違うのだよ、ザクとは」

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昇天です。あの回からのめりこみが加速度を増した。
でも、今持っても謎があります。何故グフの武器は「ムチ」だったのか?マシンガン、バズーカときて、「ムチ」。この謎も長く愛していきますか。
by manga_do | 2012-01-04 00:00 | アニメだいすき | Comments(0)
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