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アメ村マンガ研究所

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スプライト新展開か、まだ展開するのか

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スプライト

(スピリッツ連載中)
(石川優吾・小学館・550円)


<あらすじ>
戦国編本格始動!!タイムスリップSF!!

突然訪れた『時間の波』により、2060年の未来へと飛ばされてしまったスー(時任好子)たち。荒廃した2060年の世界で生きる人達との交戦中、再び訪れた『時間の波』により、さらに時空を越えることに。
時間の波がおさまったのもつかの間、2060年にいた巨大な怪物・レギオンが同じく、時間を飛んで来たしまったことが発覚。銃撃戦になりながらなんとか隔離する。
そんな中、時間の波が引き、全員の目の前に新たな時代が現れた!一面に広がる草原の向こうにいたのは、戦いに敗れ、敗走する武田勝頼の軍だった!!
戦国時代に飛んでしまい、衝撃を受ける彼らは、息つく暇もなく、今度は武田軍の攻撃を受けることになり・・・!!(紹介文より)

マンションごとタイムスリップしてしまって、時代の波から逃げるというこのお話ですが、巻を追うごとに急展開急展開の連続で、何度も1巻から読み返してしまいます。自分の読んでいるところの「立ち位置」を確認するというか、2,3巻飛ばして読んでいるのではという錯覚にとらわれてしまいます。

今回は何と戦国時代に飛んでしまいます。今まで、そういう流れでなかっただけに、急展開が過ぎます。何故時代の波が彼らを襲うのか、何故彼らだけなのか、なぜなぜなぜの連続なのに、今度は戦国時代に飛んでしまう。こんなパニック状況で彼らはどう対処するのか?私は絶対1巻目で死んでます、確実に。大きな状況に関して何一つ解決していなくて、自分たちの置かれている立場、生きているか死んでいるかの確認しか出来ず、ドンドン「新たな問題」だけが降り積もっていく。ドラマや小説でも描けないのではと感じてしまいます。

この作品ですごく印象に残るのは、登場人物のそれぞれの抱えている問題との葛藤がよく描かれていて、細かな深いところまでのエグリ込みがあるのに、展開は急速すぎるというところです。緊張と緩和とストーリーのディメンションの「違い」がガッツリ挿入されているところです。正直読者は気になってしゃあないです。

この7巻、発売から3日経ってよく売れています。読んでいるお客様にとっても、この巻の特異性にも似た展開が気になって気になってしゃあないのだと思います。さあ、それではまた1巻から読み返しますかね。
by manga_do | 2011-12-02 11:05 | マンガ紹介 | Comments(0)
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