ブログトップ | ログイン

アメ村マンガ研究所

mangamiti.exblog.jp

ウシジマくん、変調。

c0203277_1042434.jpg

闇金ウシジマくん
(23)
(スピリッツ連載中)
(真鍋昌平・小学館・540円)


<あらすじ>
銀行などで借りることができない人がたどり着くところ、闇金融。暴利も暴利、10日で5割の利息を取りこともある。「カウカウファイナンス」社長・丑嶋が金と欲望にまみえるこの日本に暴利と警鐘をもたらす漫画です。今回の23巻は「3億円」を巡る身内、新たな敵をも疑い巻き込む「元・ホスト」編完全収録です。

毎巻ウシジマくんを読んでいて、色々な闇の商売、金の魔力に引き込まれた人たちを丑嶋社長率いる「カウカウファイナンス」の面々が対決していく、介入していくという構図が続いていました。ですが、今回「カウカウファイナンス」の面々自体が、そのお金の魔力、罠に陥っていくという構図のお話になっています。始めは何てことはない「儲け話」だったのですが、それが全員に広がり、のめり込んでいく。その罠によって、今まで一枚岩だったメンツに微妙な変化、目に見えてわかる動きが現れ始めてしまいます。今回の巻を読んで、改めてこのマンガが伝えたいこと、読んだ後に出てくる効果も含めたテーマというのを再認識させられました。

いつも「○○編」といった、シリーズで広がっていっています。今回も「元・ホスト編」というシリーズなのですが、今回は23巻に始まりから終わりまで詰まっていて、大変見ごたえのある巻になっています。1巻でシリーズが終わるというのはいつもあるのですが、それ以上に「ウシジマくん」の原点ともいえる、人の暗部を描くということに終始しているのが本当に面白かったです。個人的には、この話どういう終わらせ方なのか、結構ピンチなのに、ウシジマはどう治める?手はあるの?といったハラハラも感じることができます。そんな楽しみ方もできますよ。
by manga_do | 2011-12-01 11:03 | マンガ紹介 | Comments(0)
<< スプライト新展開か、まだ展開するのか 待ちに待った「DC」 >>