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アメ村マンガ研究所

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逢坂みえこの薫陶

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プロチチ

(イブニング連載中)
(逢坂みえこ・講談社・590円)


<あらすじ>
育児休暇明けで職場復帰する編集者である妻・徳田花歩。明るく元気な妻の代わりに0歳児の息子の世話を任された夫・徳田直は、ある事情から就職できず、男として自信を喪失していた――。
息子と真正面から向き合い格闘する日々が始まり、直はこれまで感じた事のない『父親としての使命』に目覚めていく――。(説明文より)

少女漫画界の重鎮、逢坂みえこが「育メン」の素晴らしさや難しさ、実体験を元にした手ほどきなど、「育児」ということを重点に置きながら、一人の男性の奮闘と葛藤を描く快作です。

少し考えすぎたり、考えすぎなかったりする主人公徳田直は始め戸惑い、悩んだりして育児を進めていくのですが、その過程というか、その解決方法も含めての育児を、育児初心者にも、そうでない人にも分かりやすく描かれています。

そして、何と言っても愛に溢れています。

こういう書き方すると、違う風に取られるかもしれませんが、もう一人の主人公、息子の太郎君のなんとなんとなんと可愛いことでしょうか~~。あくまでも、育児をする男性、支える奥さんという構図なので、子どもちゃんは、不特定多数の赤ちゃんという描かれ方をしていて(少なくとも私はそう感じました)、個性のない顔をしていたりするんですが、そ、そ、それが逆にツボで、キャワイ~ンです、これが。コロコロ転がったりする動作などは「死にます」、はっきり言って。

育児という、これまでもこれからもすべての生命が永遠に続けていく、終りも始まりも無い「営み」は結果「愛が全て」という結論に達してしまいました、今夜も。

何かジャンルを決めずにいい作品はと問われれば、(格好つけて)この作品かな?と言います。それにしても、太郎チャマ可愛いね。
by manga_do | 2011-11-29 09:53 | 1巻目にしてオモシロイ | Comments(0)
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