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アメ村マンガ研究所

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隕石の落ちた地「ムーンエッジ」

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MOON EDGE

(ウルトラジャンプ連載中)
(高野真之・集英社・630円)


<あらすじ>
21世紀初頭、極東のある国に「隕石」が落下した。その隕石が落下した地帯は「ムーンエッジ」と呼ばれいた。そこで偶然か必然か、二人の男と少女が出会う。少女はある「大企業」から逃れてきて、死に場所を探していた。少女は自らの腕を切ってみせたが、傷は瞬く間に消えてしまう。彼女は言う「私は不老不死」だと。「大企業」の追ってから逃れる為に男と少女は行動を共にする。追ってから逃れる途中、男が銃弾に倒れる。が、男は無傷で立ち上がる。そう、男も不老不死なのだ。男と少女、二人の「死に場所」を見つける旅が始まる。

「BLOOD ALONE」の高野真之がウルトラジャンプで描く、静かで悲しく、優しいストーリー。近未来で、一部の人間のエゴで不老不死になってしまった、させられてしまったというスタートが辛いのに、それを二人で克服していこうという旋律にも似た静かで、一つ一つが鮮明に描かれています。二人の大きな共通点は、自分たちの死に場所を探すということで、決して明るい未来ではないのかもしれないのに、二人の時折みせる仕草や表情は「生」に満ち溢れています。何かこのギャップというか、一コマ一コマが切り取られて物語をなしているのがこの作品の魅力ではないでしょうか。
by manga_do | 2011-11-20 10:06 | アセンスアメリカ村店 | Comments(0)
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