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アメ村マンガ研究所

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天使は人間の味方でしょうか?

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天審
World war angel

(月刊少年ライバル連載中)
(外薗昌也・久世蘭・講談社・440円)


<あらすじ>
中東で見つかった「巨人」のミイラのDNAを使って、ある機関が「天使」のクローンを作り出した。その美少女の名はエル。エルはまだ見ぬ「交尾」相手を求めて日本にやってきた。高校生、遠藤光流(ヒカル)は中学生のあたりから背中にひものようなものが生え始めて、それが動いたりするのを誰にも言えずにいた。そんなある日、学校に美少女エルが転校してきた。得も言われぬ不安を覚えるヒカル。ここに二人は出会ってしまう。

バイオ的な要素や善と悪、聖書の世界など色々詰まった世界を、「犬神」の外薗昌也が原作を書き、これが初単行本の久世蘭が描いている、注目の作品です。以前より、外薗昌也は伝染、バイオハザード的な作品を書いており、今回もかなり練りこまれたバックグラウンドと天使が仇なすのでは?という今までにない展開を持ってきました。

昔から天使は善の象徴でありました。しかし、今回それを大きく裏切る、至高の存在としての天使が、自分たちの目的のためならば全てを破壊し尽くすという怖さを示しました。そして、DNAからの複製としての、造られた天使がその後の人間にどういうものをもたらすのか、それも大いに楽しみではあります。「ライバル」というフィールドで大きく羽ばたきそうな作品です。
by manga_do | 2011-11-15 10:52 | 1巻目にしてオモシロイ | Comments(0)
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