ブログトップ | ログイン

アメ村マンガ研究所

mangamiti.exblog.jp

キートン、もう4巻目

c0203277_1611377.jpg

MASTERキートン完全版

(浦沢直樹・勝鹿北星・小学館・1,300円)


<あらすじ>
元SAS隊員にして、考古学者、そして危険な仕事ばかりの探偵。そんなすべての顔を持つ平賀・太一・キートン。今回もノアの方舟、IRA、ティラミスに天狗と大忙し。誰か、彼に安定した仕事と奥さんを紹介してあげてくださいな。

1話完結がこのマスターキートンの基本的なお話の進め方なのですが、前巻の3巻あたりから2話、3話とまたいでひとつのお話を形成しています。その中で3話分も「ハーメルンから来た男」を紹介します。

このお話は、日本人にはあまりなじみのない民族、ロマのお話です。以前はジプシーと通称され(ジプシーは現在差別用語、放送禁止用語になっています。作中では1990年代当時の表現を用いています。)、どこの民族にも、どこの国家にも属さず、欧州を放浪する流浪の民。その流浪の民と「ハーメルンの笛吹き」をミックスさせるという、ある種壮大なお話です。そこにロシアンマフィア、西ドイツの戦後復興、天然痘が絡んでくる、キートンはどうやってこの難問に対処するのでしょうか?

巻を追うごとに、お話がどんどん壮大になってくるので、復刻版と言えども楽しみですね。
by manga_do | 2011-11-05 08:00 | マンガ紹介 | Comments(0)
<< エスパー増殖中 センゴク出世街道 >>