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アメ村マンガ研究所

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えすとえむとうどん

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うどんの女(ひと)
(えすとえむ・祥伝社・680円)


<あらすじ>
「うどん」がつなぐ、女と男が「すき」を言ってしまうお話。学食で働くバツイチ、出戻り、村田チカは、年齢(35歳)以上に若々しさを保っているが、学生相手の学食では「おばさん」になってしまう。恋をあきらめたわけでもないが、結局「うどんのおばさん」になってしまう。そんなとき、毎日うどんしか頼まない学生・木野のことが頭から離れず、そして、木野の方も・・。二人ともこう思う「このひと、俺のこと・・」「私に会うために・・」すれ違いそうで、意外とすぐ惹かれあう、「うどん」が取り持つお話。

東京漫画社のえすとえむではないかと思うくらい、BL作品が東京漫画社からよく出ていたえすとえむの「非・BL作品」です。お話は、いつもの日常に、一歩先という非日常が混ざったスローテンポなお話ですが、一気に読める爽快感と疾走感をなぜか感じてしまって、3回読み返しても、「うん、おもしろおいしい」と言える作品です。

年齢とか仕事とか境遇とか関係なく、人は惹かれあって、相手のことが気になったり、互いを恋愛目線で見てしまうのだなと感じます。だって、気になっちゃったんだもんね。学生と35歳とか関係なく、人が人を好きになる瞬間、製造過程、醸造過程、熟成過程とかいっぱいドキドキする瞬間やワクワクしたり、会っていない時間がきれいに描かれています。

木野君は油絵科の学生で、何故かうどんをモチーフにした作品を描き始めます。その絵がなんか、うどんのおばさんが見え隠れたり、モチーフだったり、最終エロチックってなことになったりして、うどんってそういう食べ物でしたっけ。でもそうかもしれない、恋の唐辛子がかかっちゃたらね。うまい?
by manga_do | 2011-09-09 11:30 | マンガ紹介 | Comments(0)
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