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アメ村マンガ研究所

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あれ、もう終わり

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永田町ワールドフェイマス

(北沢バンビ・集英社・440円)


<あらすじ>ひょんなことで国会議員になった、派遣切りにあった経験のある佐藤春香は、最初は給料が格段に良い国会議員という「職業」に従事するだけだったのだが、シングルマザーになったことが影響で行方不明になってしまった妹のため、今問題になっている「待機児童」のために素人国会議員・佐藤春香の挑戦が始まる。

すごく面白くて、きれいな絵であるのに、この2巻をもって完結となってしまいました。とても残念です。ポルコ・ロッソの「「いい奴はみな死ぬ」というのが浮かびます。

「政治」「国会議員」「庶民感覚」「労働環境」「育児」。今、皆が苦しみ、取り組んでいく問題ですが、中々光明が見えません。誰かが悪くて、誰かが良いという問題だけでなく、結果的に苦しむのは普通の人たちであったり、子供たちです。それを何も知らないが、現実問題を目の当たりにして「感じた」、国会議員佐藤春香のしがらみのない真の言葉になったのでしょうね。市民目線、庶民感覚でだけでなく、文句を言うばかりではなく、感じたことをできるところからやっていく。そんな当たり前のことがこのマンガには描かれています。確かにマンガの中だけかもしれませんが、マンガに描かれていることも「今、そこにあること」なのかもしれません。

この作者、北沢バンビのツイッターがオモシロイです。漫画家さんのツイッターを色々拝見しているのですが、タイプ的に3つに分かれると思います。1つめは時折通信派。2つめは真面目に製作中継や刊行物の紹介。3つ目は「漫画家さんですよね?」と聞きたくなるぐらい、マンガのことを書いていなくて、書いていたとしても「追い込み大変だった~」とかぐらいです。ですが、皆さんも分かる通り、真に面白いのは3つ目のパターンですよね。変にイベントや仕事がらみでのツテがあったり、「作品の肥やしですよね、その遊び?」といった面白記事も書かれています。この北沢バンビのツイートも、そういった意味でも優等生ではないでしょうか。
by manga_do | 2011-08-26 13:48 | マンガ紹介 | Comments(0)
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