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アメ村マンガ研究所

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まず、軍鶏ありき

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軍鶏
巻之壱
(橋本以蔵・たなか亜希夫・講談社・1巻目は980円(期間限定価格)、2巻目以降は1,300円)


<あらすじ>
主人公・成嶋亮(なるしまりょう)は、両親を惨殺し、少年院で「親殺し」として、全ての人から憎悪の目やいじめなどにあう。そんな時に、受刑者の格闘家黒川健吾から「空手」を習い、自らを守り、自らの拠り所としての「暴力」に目覚める。出所後、格闘技界に入り、その「暴力」に磨きをかけ、本当の自分を見つけるための戦いを続けていく。

この作品は、1998年に双葉社から1巻目が刊行され、「格闘」のような華やかな、サクセスストーリーとしての漫画ではなく、人間のダメで汚い部分と暴力を正面から描いた作品として、1巻目から人気があった作品でしたが、連載誌「アクション」の休刊に伴い、講談社へ移籍。その後、原作者との著作権の争いにより休載。最近になってようやく再開されたという、かなり流転の人生を歩んでいる作品です。

現在25巻まで刊行されていますが、双葉社時代の19巻までが「絶版」状態になっており、「最初から読んでみたい」という人が多い中、それが叶わないという「ロミオとジュリエット」マンガだったのです。ですが、連載が再開されて、その辺の大人の事情がクリアになったのでしょうか、今回の各3巻ずつ収録された「合本・愛蔵版」が発売されました。3巻ずつ入って、980円から1300円のお得感よりも、3巻ずつ読むことができる、作品の読後の爽快感と納得の重厚感のほうが満足だと思います。

そして現在、3巻目(9巻に相当)まで発売されています。これが売れています。品切れが当分続くのか、それとも重版がすぐに行われるのかの分水嶺ですね、今は。だって、今読んでも、すご~くオモシロイ。10年ぐらい前に読んだときとは、明らかに自分の捉え方も違いますし、長く読めてなかったということもあります。全く知らない方にとっては、毎月新刊が2巻ずつ(6巻ずつに相当)発売されるわけですから、そりゃ、楽しみですわね。

さあ、ドンドン注文しますよ!講談社さん、ドッカリ重版お願いしますね。
by manga_do | 2011-08-02 21:11 | マンガ紹介 | Comments(0)
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