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アメ村マンガ研究所

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ああ、イラスト付いてるよ

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逃避めし

(吉田戦車・イーストプレス・1,459円)


吉田戦車流の料理本。あまたある料理本の中でも、こんな料理も私作れますわよ的な要素が一切なく、自分の好きな、食べたい、否、今食べたいを綴ったエッセイ。

漫画家の伊藤理佐と結婚し、子供ができ、二人の仕事場を自宅にして、夫婦ともにどっぷり漫画漬けの生活を送りながら、当の吉田戦車はこっそりと台所に立ち、自分の食べたい、こっそり食べたい毎日を送っている。しかも、自分の机に隠しお菓子、隠し食料を常駐させている。この本の中に小腹が空いたならぬ、小舌を満たしたいという言葉が出てくる。後々ガッツリ喰っちゃうけど、その瞬間は口押さえみたいなものを食べたくなる時が人間誰にでもありますよね、夕方の4,5時とか。小腹が空いたを初めて発した人に教えてあげたい。

「はまり道」に出てきた、文章とイラストのミスマッチ、読後グッドマッチっといった構成は今回も健在。エッセイ本や料理本、自分ひとりだけのリアル創作料理、キッチンドランカー、キッチンクッカー、で尚且つ伊藤理佐ファンの方にはオススメですよ(そんな全部の要素持っている人はいないか)。吉田戦車の歴代のキャラ達も少しは登場(鮫島さんとか)しています。

ネット上で、「逃避めし」「孤独のグルメ」「花のズボラ飯」と並べて販売するのがオシャレという記述を見つけました。う~ん、確かにオシャレだ。決まってる。スモーキーだ。「大食い甲子園」と「酒のほそ道」が一番と思っていたのだけど・・・う~ん、フォギィー。
by manga_do | 2011-07-17 12:52 | マンガ紹介 | Comments(0)
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