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アメ村マンガ研究所

mangamiti.exblog.jp

携帯マンガの書籍化

c0203277_15213356.jpg善良なる異端の街
(ケータイ漫画王国で配信)
(松本次郎・Bbmf・670円)



フリージアなどでお馴染みの松本次郎の短編集です。この前に、太田出版からも1冊が出て、最近密かに出版されラッシュですね。内容は2冊とも、彼のワールドを色濃く出している内容なのですが、彼のエロ、グロ、サバゲーというキーワードの散りばめ方と、本当にちょいと不思議なSFに仕上がっていたり、やはりエログロだったりと、彼を知る人も知らぬ人も楽しめる作品です。一生懸命ギャグやったり、大真面目にエロだったりと屈折という言葉でいっていいのかわかりませんが、やっぱり屈折ですよね。
最近の傾向としてのケータイ漫画なのですが、ウ~ン、やはりこういうことになっていくのでしょうか?なぜ、携帯のコンテンツがもてはやされるのかと言えば、やはりコンビニエンスという言葉で集約されるのではないでしょうか。紙媒体存亡の危機、漫画雑誌衰退などが言われていますが、読み手からすると、紙に恨みがあるわけでもなく、漫画雑誌がコワイわけでもなく、ひとえに読み方の利便性だと思います。いつも使う携帯で漫画が読める。そこを無視して、この世の終わりを嘆く必要はないと考えます。今回のように、ケータイ漫画がコミック化されないことも考えないといけませんが、携帯の画面が小さい大きい関係なく、脳にダイレクトにマンガのページが入ってきて読めるような時代になるまで、良質な漫画雑誌とオモシロイコミックは残り続けると思います。要はオモシロイかそうじゃないかの差だけだと思います。
そういった意味での、隠れた面白作品に出会えた今回の作品はよかったと思います。
多様性なんてミミッチイ言葉には騙されないようにしませんとね。
by manga_do | 2010-01-20 18:48 | マンガ紹介 | Comments(0)
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