なまずランプ
①(以下続刊・モーニング連載中)
(たかぎ七彦・講談社・620円)
<あらすじ>時は幕末江戸、運悪く人殺しの現場に居合わせて捕まってしまい、その咎で処刑を待つ不運な男、半次郎。処刑の前の晩、同じ牢の人間から「蓮の花 八千五百二十六」という暗号めいた言葉を聞いてしまい、それを処刑の苦し紛れに「蓮の花・・」と口走ってしまう。その言葉に過敏に反応した町奉行所は、妹の命と引き換えに52時間でその「犯人」を見つけてこいと言う。なにもわからず、なんの手がかりもなく半次郎は江戸の町に飛び出してゆく。「蓮の花~」が江戸城御金蔵破りの事件のことであることも知らずに・・。
この作品、1月、3月に2巻、3巻の発売が決まっており、今のコミックにしては珍しく刊行するペースをテンポ良くし、作品のジェットコースター感を出しています。なにかドラマの「24」や「ブリズンブレイク」などのテンポに似ていて清々しいッス。この感じで行くのかと思いきや、1巻の後半で転調。このマンガ先読めません。