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アメ村マンガ研究所

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季節外れの桜吹雪舞います

c0203277_1815447.jpg自由が丘の櫻恋
(作・吉野信吾 画・ロドリゲス井之介・マガジンハウス・1260円)


「リーマン戦記 独身3」のロドリゲス井の介と作家の吉野信吾がタッグマッチトーナメントを組んだ、自由が丘を舞台に大人の恋、大人のルールを描いた感動作です。涙よりも、人ってこんなにロマンチックな恋ができるのかな、いや、やってみようと感じさせる作品です。主人公の洋子は結婚して思春期の娘がいる43歳。自分の年齢と周りの若さにいささかギャップを感じつつも、街で見かけて、その後バーで知り合った網島に興味を持つ。分別のある社会人だと分かりつつも、二人は恋に落ちる。
桜舞い降りる春の、たった3ヶ月だけの二人の物語の紡がれ方が、速いスピードで流れているのはずなのに、暖かく、もどかしく、ゆったり流れている時間が本当にいじらしいです。
大人の定義は様々ですが、この洋子と網島のような常にマックスにお互いを求める心の欲望と、それに相反する互いを尊重し、理解することの自制を時にたやすく打ち破る決断をつけられることが大人ではないかと思いました。この二人が出会った場所が「bar」「バー」「ヴアー」「ウ、ガバー」、いわいるバーなのですが、そこにリアルに行ってみたくなりました。もしかして、精神修養の効果もあるのではないかと考えます、「bar」には。また脱線修行でしたね。
by manga_do | 2009-10-12 18:48 | マンガ紹介 | Comments(0)
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